議会だより伝道師のブログ

議会だより勝手に通信簿【★★★★★】      

手に取ってもらえる議会だよりを目指して

試行錯誤。

 

住民の皆さんに、まずは手に取ってもらえる議会だよりを作るために、ホントに多くの取り組みを試みました!

 

今でこそ各コンクールにおいても、「表紙写真の部」が創設されて久しく、表情豊かな子どもたちや、生き生きと活動する住民が被写体となり、住民にまずは手に取ってもらうための第一義的な要素・アピールポイントとして、表紙のつくりは今更言うまでもなく、重要です。

 

だからこそ、前述の「表紙写真」の善し悪しを評価する部門がある訳で…

 

ところによっては、表紙を含めた議会だより用写真を専門に撮影する事務局職員がいたり…(必ずしも事務局職員のお仕事はそれに限られた訳ではありませんが、月に500~1000枚もの候補写真を撮影している旨の話を伺った時には、ビックリ仰天しました)

 

力の入れようは各々でしょうが、私が掲げていたコンセプトは、あくまで委員自らが全て自前で対応すること!…でした。

 

先の表紙の候補となる写真も、基本的には各委員が自前で撮影したものを数点ずつ持ち寄り、毎号その中から適当なものを多数決で選んでいました!

 

もちろん、委員の中に“カメラ好き”レベルはいても、そこまで専門的に撮影技術に長けている者がいる訳でもなく、満を持して撮られた写真だったとしても、あくまで素人の域を超えるものではありませんでした!

 

が、時にお叱りをいただきながらも、委員自らが一歩、二歩と前に出て撮影に挑む姿は、住民にとって何より身近な存在としての活動そのものであり、多くの共感を生みました。

全部が全部、採用される訳ではありませんが、そんな我々委員の姿を目の当たりにした多くの住民は、表紙を見るや「あの時の写真か!」と、確実に興味を持って手に取っていただけたものと自負しています。

 

手に取ってもらえれば、あとはこっちのもので…

見開きの2・3ページには特集記事や各定例会で目玉となった取り組み・やり取りを簡潔に、かつ、関連写真やデータを用いて懇切丁寧にまとめ上げ、次ぐページへの誘導策をも配し、さらにページをめくってもらえる要素を散りばめておきます。

 

毎定例会の花形である各議員の一般質問も、質問者の顔写真入りで、臨場感溢れる様を演出し…と、とにもかくにも、まずは手に取ってもらえる議会だよりの根本は、いかに住民に近いところで、委員自らが“手作り”しているかを知らしめる取り組み(アピールすること)にあると捉えています。

 

住民との間で共有化が進むと、必然的に読者は増え反響が届くようになり、編集委員としてのやりがいを感じるとともに、モチベーションが上がり、より良い議会だよりに繋がるといった相乗効果も期待できます!

 

とにかく編集委員は、机上での作業にとどまらず、外へ出ること!

 

間違いなくこれが、手に取ってもらえる魅力的な議会だよりを生むポイントです!