新米編集委員の頃。良い議会だよりって…?
良い議会だよりって、何だろう…?
初めて議会広報発行特別委員会の一員として編集に携わった時、ホントに右も左も分からない…とはこういうことを言うんだ…(汗)
と、焦った記憶があります!
特に、紙面に何をどう書けば良いのか…
限られた紙面に議会で起こったことを全て網羅することは、到底ムリな訳で…
どの質問や質疑、やり取りを【選択】すれば良いのか…チンプンカンプンでした。
また、本会議や常任委員会等でのやり取りは、あくまで“話し言葉”であり、紙面に反映するには【ある程度】“書き言葉”に置き換えなければ、読み手にとって不親切かつ、伝わらないものになってしまう恐れがあることを、当時の委員長(先輩議員)から指摘されました!
ポイントは【ある程度】です!
もちろん、全て書き言葉に変換することで、スッキリした文章となり、「読みやすさ」は獲得できると思いますが、せっかく議場等で繰り広げられた執行部との熱いやり取りの「臨場感」まで失ってしまう恐れがあること。また、各議員の「色」を失ってしまう可能性もあること。
それまで全くと言っても良いほど、専門的に【編集】や【校正】の技術を学んだこともなく…
あえて経験を言えば、学生時代の「作文」レベルであった自分にとって、何ともハードルの高い仕事になりました。
議会だよりの類を発行されている地方議会であれば、常任委員会や特別委員会といった組織形態に多少の差異はあれど、基本的には新人議員(若手議員)の勉強の場・登竜門的な位置付けとして、半ば強制的に所属させられてしまうこともあろうかと思います。
当の私もご多分に漏れず、先輩議員から「議会だよりづくりは、とっても勉強になるから、ぜひ編集委員になりなさい」とのご指示(命令)をいただき、編集委員生活をスタートしました!
振り返れば、あの時の命令がなければ今の自分も、このブログも存在していないと思うと当時の先輩議員には感謝しています…が!!
先にも記したとおり、ゼロからのスタートであったため、しばらくは苦労しました。
その【苦労】の具体については、また改めて触れたいと考えていますが…
表題の件。
良い議会だよりって…?
私が捉えているところでは、ズバリ…
手に取ってもらえる議会だよりだと捉えています!
なぜか。
どんなに中身が整った・こだわった紙面であったとしても、読み手である住民が興味を示し、手に取らなければ何の意味もないからです。
では、どうすれば手に取ってもらえるのか…
次の記事で取り上げたいと思います。